東洋医学では「未病をふせぐ」事を大切にします。

つまり、まだ発生していない病をふせぐと言う事です。

では、未病をふせぐにはどうすれば良いのでしょう?



病院で検査を受ける。

鍼灸院、接骨院、各種整体院やマッサージへ通う。



もちろん、それらも大切なことです。

私も、整体師として仕事をしていますからね。

ですが、もっと根本的に大切なことがあると思います。



知り合いのお医者さんが言っていました。

「病気を治したければ、患者さんを笑わせろ」

なるほど!と思いました。

「笑う角には福来る」

の言葉のように、笑うことで病気が治ることもあるのです。



人の体は、私たちが思う以上に素晴らしい力を持っています。

雑菌が入れば熱が出たり、下痢をします。

私たちが意識しない領域で、体は多くの仕事をしています。

そうして、私たちの体を整備してくれています。

それを「免疫力」と呼ぶこともあるでしょう。

また、それらを調節する機能として「自律神経」があります。



その神経に影響を与えるのが、いわゆる「ストレス」と呼ばれるものです。

まず「ストレッサー」と呼ばれる外部の圧力があります。

その圧力に対して、人はストレスを感じます。

ストレッサー自体に「良い」「悪い」「善」「悪」などありません。

ただ存在し、常に何らかの刺激を与え続けます。

そうして、私たちは常にその刺激を受け続けています。


そのストレスが負担になると、脳や神経が過度の緊張をし、

心と体のバランスを保てなくなってしまいます。

それを「ストレス反応」と呼びます。


光、音、食べ物、人、記憶でさえもストレスになります。

そのストレスが過度になってしまうと、

自律すべき神経が、自律的な機能を見失うのです。



仏教用語で「一即多 多即一」と言う言葉があります。

私たちの体は「ひとつ」ではありますが、

こうした多くの働きによって支えられているのです。


時に支えあい、時に制約しあい、常に揺らぎながら命は動きます。

その揺らぎが止まった時、人は病におかされます。



水は流れてさえいれば、常に清らかです。

その流れが止まると、水は腐ってしまいます。

それは、人とて同じことではないでしょうか。



働くべき時に、働くべき機能が、働くべくして働く。

その、本来あるべき働きを取り戻す。

それが「養生」の基本ではないでしょうか。



このブログでは、養生を中心とした情報を発信していければと思います。


                       風天堂 山本浩士
                   http://futendo.web.fc2.com
2007.09.07 Fri l 雑談 l COM(73) TB(0) l top ▲